こんにちは、山本です。
今回は「受験当日の過ごし方」というテーマで
書いていきたいと思います。
受験当日は
「ギリギリまで知識を確認したい」
「もうあがいても無駄だから何もしない」
「まとめノートだけを確認する」
などいろんな考え方があると思います。
ただ、
「自分は直前は何もしない予定だけど、
周りのみんなはギリギリまでやってる…
自分もやった方がいいのかな…?」
などと不安になってしまったりしますよね。
逆に、
「自分はギリギリまで勉強してるけど
隣の人は何もせずに余裕そうにしている…
みんな自分より頭いいのかも…」
などと不安になることもあるかもしれません。
本番のメンタル状態は重要ですから、
このようなことは起こりたくないですよね。
このことについて、結論からいうと、
自分の決めた過ごし方を貫ければ
どの過ごし方をしても大丈夫!
だと僕は考えています。
これがどういうことを説明します。
直前期に一番重要なのはメンタル
まず前提として言いたいのは、
直前期に一番重要なのはメンタル状態だ
ということです。
このメンタルというのには
集中力的なのも含んでいると思ってください。
人はどんなに実力があったとしても、
集中力やメンタル状態によって
パフォーマンスが大きく変動します。
例えばターゲット1900の単語のうち
1単語を忘れてしまったとしても
実力は1/1900×100≒0.05%低下するだけです。
一方、メンタル状態が悪く
本番に集中力を発揮できないだけで
実力は平気で半分以下に落ちてしまいます。
あなたも経験はないですか?
メンタル状態が安定していて
集中力が高まっているときは10分で終わることも
ちょっと集中力が下がると数時間かかったり。
練習では9割の点数が取れていても
本番に緊張してしまい大失敗してしまったり。
こういうことはかなりあると思います。
もちろん、受験までまだ1年あるなら
「緊張しても9割取れるくらいの実力をつけよう」
というようなパワー戦略も取れますが、
直前期にそれをする時間はありません。
だからこそ、直前期には、
相対的にメンタルの重要度が増すわけです。
直前期の戦略はすべて正論
最初に言ったように、
受験当日の過ごし方を大きく2つに分ければ、
・ギリギリまで知識を確認する派
・何もせず気持ちを落ち着ける派
がいると思います。
この考え方はどちらも正論です。
まずギリギリまで知識を確認した場合、
そこで得た知識が本番に出れば高確率で正解できます。
もちろんできることは限られるので
本番に出る確率自体はかなり低いですが
0ではありません。
だから直前まで諦めずにやれ!
という考え方は正論だと思います。
しかし、たとえば、
「直前に覚えてない知識を見ると不安になる」
「自分ばかり直前にやっていると、
他の人が自分より頭が良く見えて不安になる」
などと思ってしまう人は例外です。
確かに直前で本番ドンピシャの知識を復習できれば、
その分本番もよく解けると思いますが、
期待値はそこまで大きくありません。
むしろメンタル状態が不安定になって
集中力が保てないデメリットが上回る可能性が高いです。
となると、何もせずに気持ちを落ち着ける
というのもまた正論になってきます。
以上からも分かる通り、
自分がどんなタイプの人間かによって
どちらの選択肢も正論になりうるということです。
でも、どちらも正論だからこそ、
「やっぱりギリギリまでやった方が…」
「直前にやっても意味がないんじゃ…」
などと不安になってしまうわけです。
ここが難しいところですね。
受験当日の過ごし方は事前に決める
だからこそ僕は、
受験当日までに自分で論理的に考え
どのように過ごすかを決めて納得しきる
というのをオススメしています。
どちらにも理があるということは
最終的には自分がどちらを選ぶかの問題です。
しかしここで論理的な後ろ盾がないと
あとあと不安になってきてしまいます。
だから事前に自分の頭で考え、
自分なりに納得できる過ごし方を決めておく
というのがいいのではないかと思います。
ちなみに僕は、
・東大は付け焼き刃の知識では歯が立たない
・自分は特に緊張しやすい
・だから直前は気持ちを作る時間にしたい
などの理由から、何もしない派でした。
これを頭の中で明確に決めていたので
本番は好きな音楽を聴いたり、動画を見たりして、
リラックスして試験を受けられました。
ちなみに本当にどうでもいいですが、
受験2日目の2/26に某幕末のゲーム実況の方が
僕の好きなスマブラ64の動画をあげていて
試験会場でニヤニヤしていた思い出があります。笑
こんなことしていたら少し不安にもなりそうですが
直前はリラックスすると心から決めていたので
このような過ごし方でリラックスできたんだ
なんて正当化をしてます。
話が逸れてしまいましたが、
勉強する派、しない派、中間派など
いろいろな考え方はあると思いますが、
どの考え方にも理はあるので
ぜひ自分の中で気持ちを作っていってください。
最後に
昨日の夜生徒に相談されたことを元に
今日は記事を書いてみました。
では今日はここまで。
コメントを書く